坤六峠開通予定-2024年
坤六峠の2024年(令和6年)の開通予定日は・・
5月24日(金)午前10時から
になります。
具体的にはみなかみ町の藤原から片品村の津奈木橋までの区間です。
補足:津奈木橋から戸倉スキー場入り口、鳩待峠までの区間は4月19日(金)午前10時開通予定です。
坤六峠の紹介
坤六峠はみなかみ町藤原から片品村戸倉までの区間で20キロ弱あり、なおかつ峠のピークは標高1600メートルを超える場所に位置しています。
標高としては金精峠よりも高くないものの開通日は一ヶ月近く後になります。理由としてはかなりの山間部に位置しているため雪解けに時間がかかること、道路自体がとても細く、なおかつ主要道路ではないのでさほど必要性が高くないことが挙げられるでしょう。
実際に通ってみると分かりますが、峠の頂上付近では道がかなり狭くなっており、対向車とすれ違うときにも注意が必要です。みなかみ方面から走ってみると、藤原湖-洞元湖を過ぎてゆくと徐々に山深くなってゆきます。
個人的な印象としては、坤六峠は片品村側よりもみなかみ町側の方が山深い気がしました。みなかみ側から走ってゆくと道の狭さだけでなく、木々が道路を覆っている箇所も目に付きます。
おすすめの時期は坤六峠が開通する新緑の時期と秋の10月の時期の紅葉シーズンです。峠道で標高差が大きいので場所ごとに色の移り変わりを楽しめるのもポイントです。
夜中の走行はおすすめしない理由
一つ注意したい点は『夜中の通行』です。以前に真夜中にみなかみ側から片品方面に向けて走ったことがあります。(夏場)
藤原あたりから徐々に街灯が少なくなってゆき、最終的には全くなくなります。車のライトのみを頼りにした運転になるわけです。「車が止まったらどうしよう」という根拠のない不安に駆られたのを覚えています。もちろん携帯電話も圏外になるので、本当に万が一の事があっても、翌日誰かが来るまで助けを待たなくてはなりません。(来ればの話ですが)
(とても歩ける距離ではありませんし、山なので熊も出ます。以前にここまで奥深くない場所で、運転中にツキノワグマに遭遇したことがあります・・)
峠の運転によっぽど自信のある方以外は、日中の通行をおすすめします。
道が細くて標高差が大きい峠道なので運転に不慣れの方は、あまりきつくない峠道で運転を慣らしてからチャレンジすることをおすすめします。ゆっくり走れば行けないこともありませんが、本当に疲れると思います。